一関市(いちのせきし)は、岩手県の南端に位置する人口約12万人(盛岡市、奥州市に次ぐ第3位)の市。現在の一関市は、2005年(平成17年)9月20日に7市町村の対等合併で出来た三代目の一関市である。合併前の旧一関市を中心市とする一関都市圏は、南の宮城県金成町(現・栗原市の一部)から北の岩手県平泉町などを含む西磐井郡を中心とした地域であった。しかし、実際に合併の対象となったのは、旧一関市の都市圏の範囲ではなく、旧磐井郡(西磐井郡および東磐井郡)の範囲であった。